JPメタル
menu

コラム

メタルボンド(メタボン)は買取できる?| 歯科金属スクラップ買取

2023.02.28

【メタルボンドとは?】

メタルボンドとは、正式名称は「陶材焼付鋳造冠」といい、歯科治療における歯冠やブリッジ、詰め物、インレー・オンレーなどの補綴物を作成する際に使用される材料の一つで、金属とセラミックスの両方の性質を持った歯科材料です。
歯科用接着剤で歯に接着させ、その上にセラミックスを重ね、被せることで歯の修復を行います。歯を削って歯型を取り、それに合わせて製作された被せ物を歯に被せることで、歯の形や機能を回復させる目的で使用されます。一般的な金属をベースに、その表面を化学反応で親水性の高い金属酸化物や金属リン酸塩等でコーティングし、接着剤とともに使用することで、自然な歯と同様の見た目や性能を持った補綴物を作ることができます。また、他の補綴物材料よりも剛性が高く、長期間の使用にも耐えるため、特にブリッジなどの大きな補綴物に適しています。メタルボンド治療は保険適用外の自由診療です。

【メタルボンド冠とは?】

メタルボンド冠は、歯科治療においての、かぶせ物(クラウン)の一種、メタルボンドを用いた歯の根元からかぶせる歯冠のものを指します。メタルボンドによって歯に接着させた後、上にセラミックスを重ね、被せることで歯の修復を行います。金属の強度とセラミックスの美しさを併せ持つことが特徴です。

【メタルボンドのメリット】

1.強度が非常に高い

最大のメリットは、中身が金属であるため強度が非常に高いことがあげられます。

2.審美性に優れている

メタルボンド冠はセラミックを外側に使用するため、長期にわたって審美性が保てる点があげられます。

【メタルボンドのデメリット】

1.アレルギーを引き起こす可能性がある

メタルボンドのデメリットは、内側に金属を使用するため、金属アレルギーを引き起こす可能性がある点です。口腔内の炎症だけでなく、溶け出した原因物質が血管を通って全身に影響を及ぼし様々なアレルギー症状を引き起こすこともあります。イオン化しにくくさびにくい、金・銀・プラチナ等の貴金属貴金属を使用することでその可能性をさげることは可能です。

2.色調が劣る

オールセラミックと比べると自然な発色という点で劣ります。

【メタルボンドの買取】

メタルボンド冠は買取対象となります。
メタルボンド冠の金属部分は、貴金属(金・プラチナなど)のものと卑金属(銅・ニッケルなど)のものとに分かれます。使用されている金属の種類や含まれている貴金属の配合量も様々なため、必ず精製・分析工程が必要となります。単純に、貴金属が多く含まれるほど、高価買取が可能になります。

【まとめ】

メタルボンド冠は精製・分析をして高価買取が可能な歯科材料です。
貴金属(金・プラチナなど)が多く含まれるほど、高価買取が可能になります。
メタルボンド冠は、かぶせ物(クラウン)の一種で、メタルボンドによって歯に接着させた後、上にセラミックスを重ね、被せることで歯の修復を行います。オールセラミックと比べると、審美面ではメタルボンドはやや劣りますが、金属の強度とセラミックスの美しさを併せ持つことが特徴です。

電話でもお気軽にお問合せ下さい。06-6224-0401 

一覧に戻る