JPメタル
menu

コラム

金歯の買取は可能?買取価格は?

2023.07.05

金歯には、貴金属である金が含まれているため、買取が可能な歯科金属系スクラップの一つです。金歯の売却をお考えの場合、「この金歯は買取してもらえるのか?」などの疑問をお持ちの方もいるでしょう。
そこで今回は、金歯の基本的な知識を交えながら金歯の買取について解説していきます。

金歯とは?

金歯とは、歯科医療の際に使用する冠(クラウン)の一つで、金が用いられているクラウンです。例えば、銀歯でアレルギー反応が起きる恐れのある人は、金歯を使用するケースがあるくらい、金歯は生体親和性に優れているという利点があります。審美性には劣りますが、比較的、硬いことも重宝されている理由の一つです。

金歯と一口に言っても、含まれる金の割合が異なることから、金歯は、金100%の純金製ではありません。一般的に金歯として使われているのは、合金で、「金合金」と呼ばれるものです。

もともと、金という素材は、柔軟で伸び、やわらかく加工しやすいという特徴があります。そのため、歯の代わりとして使うには、金だけではやわらかすぎてしまいます。

基本的に、クラウンなどの人工の歯は、歯と同じくらいの硬さである必要があります。なぜなら、生来の歯とかみ合わせたときに、硬すぎると生来の歯が欠けてしまう恐れがありますし、やわらかすぎると反対にそのクラウンが摩耗していってしまう恐れがあるためです。特に奥歯はかみしめる力が強いので、金歯を用いる場合は、硬めの金合金が推奨されています。

金合金のクラウンの中には、例えば「金70%、銀15%、プラチナ4%、銅10%、他」や、「金が10%、銀が40%、パラジウムが20%、他」などの組成のものがあります。また、金75%含有の「18金」の金合金が使われることもあります。

金歯は買取できる?

金歯は、前述の通り、金や銀、パラジウムなどの貴金属を含むため、精製後の貴金属の含有量によって、金、銀、パラジウムなどの買取が可能です。

JPメタルでは歯科医院で撤去された金歯などの歯科金属系スクラップの買取を行っております。

金歯の買取査定の際には、精製・分析を行い、貴金属の量を測定します。

その金歯がどのような形状、状態であっても、精製・分析および買取は可能です。貴金属の有無や量による価値で査定するためです。金歯には、歯にかぶせるクラウン、一部を修復する3/4冠や4/5冠のクラウンのほか、歯が3つ以上並んだブリッジなどの形状があります。

金歯の買取価格相場

前述の通り、一つ一つの金歯には含有されている貴金属量に違いがあるため、全て一旦お預りの上で精製分析を行い、後日含有されている貴金属を回収の上で御精算となります。

貴金属含有量にもよりますが、貴金属が高品位で含有されている場合は、例えば、300gの金歯等をお預りして、約100万円で買取したケースも決して珍しくなく、まずはお客様お手持ちの金歯があれば、お気軽にお問合せを頂ければと思います。

まとめ

JPメタルではX線分析器で解析困難な物や使用済み(鋳造された)金パラを、1gからでも買取りさせていただきます。(郵送買取は10gより)
分析料・精錬前処理料・送料など基本料は全て無料です。個人様から工場・法人様まで対応しておりますのでお気軽にご相談下さい。


大阪本店(〒542-0076 大阪府大阪市中央区難波1-4-3 1F) TEL: 06-6224-0401

東京本店(〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-8-13 第二萬寿金ビル1F) TEL:03-5990-5524

一覧に戻る