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コラム

金歯はなぜ売れるの?

2023.07.29

「金歯を売って結婚指輪を買ったんだ」そんな歌もあるくらい、金歯は「売れる」立派な資産です。
口の中にずっとあったものが売れる、ということに驚かれるかもしれませんが、実は金歯は買取店にお持ち込みの多い査定品の一つです。
では、金歯はなぜ売れて、いくらの買取額がつくのでしょうか。ご紹介いたします

金歯はなぜ売れるの?

金歯は金でできているため売ることができます。金の化学的特性が非常に優れているため、口腔内で長年使われてきたことはあまり問題ではありません。
金の「変化しない」「安定性がある」という特性がポイント!耐酸化性に優れているためどのような環境下に置かれても変色や腐食がきわめて少なく、他金属に比べて錆びなどの心配がありません。補綴(ほてつ。欠損した部位を補うこと)医療で金が重宝されるのは、ずっと体内に残っていても劣化せず、しかも物質が溶け出して人体へ流れ込んでしまうことがないためです。
つまり、金はどこにあろうとも本来の姿を保っている、ということです。
加えて、金そのものは非常にやわらかいため銀や銅などの割り金を使って合金にされますが、他素材と化合しないので熱で溶かせば金だけを精製することができます。これは、金製品全てに言えることです。
ジュエリーなど再販できるものであれば金素材の価値、というよりも、そのジュエリーのデザインやブランドの付加価値で買取額が判断されますが、どのような形態の製品でも金素材の価値は変わりません。

こういった理由で、ずっと歯の役割を果たしていた金歯であっても、金としての値段はつくのです。

金歯はいくらで売れる?

では、金歯の気になるお値段はいくらなのでしょうか?
それは、お持ちの金歯の「純度」と「重さ」によって決まります。

純度とは、「その金歯にどれくらいの金が含まれているか」です。純度が高ければ高いほど金価格は高くなります。
と言うのも、金は合金であることがほとんどです。金歯であれば、やわらかい特性が歯になじみやすい、というメリットに繋がりますが、高額なため純金を選んだ、という方は少ないでしょう。
一方で金純度が低く、銀や銅などの割り金が多すぎると金属アレルギーを引き起こしたり、口腔内で劣化してしまったりといった原因になります。
そのため、金歯の純度は20金(K20)、18金(K18)、14金(K14)が一般的とされています。
20金は金含有率が83.5%、18金が75.0%、14金が58.5%です。ちなみにハイブランドのジュエリーは18金がスタンダードです。

純度あたりの金価格はお店で決まっているので、1gあたりの金価格×重さで金歯の価格を算出することができます。
被せもの(クラウン)やブリッジなど、金歯の形態によって使われる金重量は異なります。
例えば金歯が18金で、ある買取店のその日の18金の金価格が3,640円だった時、金歯一本が2gであれば
3,640×2=7,280つまり、7,280円の買取額が付く、というわけです。

なお、金は国際的に取引されているため、為替や需要・供給の変動などによって毎日相場が変わります。また、買取店によって独自の手数料や利益率の設定があり、お店ごとで金価格は異なります。
毎日ホームページなどで金価格を更新しているところで確認し、かつ複数店のものを比較してみましょう。

まとめ

JPメタルでは金歯の買取を強化しております。お気軽にご相談くださいませ。

大阪本店(〒542-0076 大阪府大阪市中央区難波1-4-3 1F) TEL: 06-6224-0401

東京本店(〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-8-13 第二萬寿金ビル1F) TEL:03-5990-5524

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