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コラム

銀歯の買取は可能?買取価格は?

2023.07.04

銀歯には、貴金属である銀や金、パラジウムなどが含まれているため、買取が可能な歯科金属系スクラップの一つです。銀歯の売却をお考えの場合、「この銀歯は買取してもらえるのか?」などの疑問をお持ちの方もいるでしょう。
そこで今回は、銀歯の基本的な知識を交えながら銀歯の買取について解説していきます。

銀歯とは?

銀歯とは、歯科医療の際に使用する冠(クラウン)の一つで、銀が用いられているものをいいます。

昔は、虫歯を治すと銀歯をかぶせるのが一般的でした。銀歯という呼び名は総称のようなもので、実際には金銀パラジウム合金や、銀アマルガム合金が主流でした。

●金銀パラジウム合金
金銀パラジウム合金は、金、銀、パラジウム、銅などの複数の金属の合金です。金12%、パラジウム20%という割合がJIS規格で定められており、残りは規定がなく、銀50%程度、銅10%程度、その他、微量の金属が含まれているのが一般的です。

●アマルガム
アマルガムは、銀、錫、銅、亜鉛の粉末と無機水銀との合金です。歯科用水銀の詰め物のことで、少し前まで日本の銀歯といえば、このアマルガムでしたが、50%が水銀でできていることから、口の中で少しずつ水銀が溶け出し、体内に蓄積されることが指摘されました。これにより、現在では使用を控えている歯科医院もあります。

このように、銀歯と一口に言っても、含まれる銀の割合が異なります。銀歯は、必ずしも銀100%の純銀製ではないということです。複数の金属を含むのが一般的な銀歯です。

銀歯は買取できる?

銀歯は、前述の通り、金や銀、パラジウムなどの貴金属を含むため、精製後の貴金属の含有量によって、金、銀、パラジウムなどの買取が可能です。

実際、歯科医院で撤去された銀歯などの歯科用スクラップの買取を行っております。

銀歯の買取査定の際には、精製・分析を行い、貴金属の量を測定します。

その銀歯がどのような状態であっても、精製・分析および買取は可能です。貴金属の有無や量による価値で査定するためです。

銀歯の買取価格相場

銀歯は、前述の通り、含有されている貴金属量に違いがあるため、全て一旦お預りの上で精製分析を行い、後日含有されている貴金属を回収の上で御精算となります。

貴金属含有量にもよりますが、貴金属が高品位で含有されている場合は、例えば、3kgの金歯等をお預りして、10万円で買取したケースも決して珍しくなく、まずはお客様お手持ちの銀歯があれば、お気軽にお問合せを頂ければと思います。

JPメタルでは、最新鋭の精錬設備・分析機器を用いて高い貴金属回収率を実現しています。売却をご検討の方はぜひご参考ください。

まとめ

JPメタルではX線分析器で解析困難な物や使用済み(鋳造された)金パラを、1gからでも買取りさせていただきます。(郵送買取は10gより)
分析料・精錬前処理料・送料など基本料は全て無料です。個人様から工場・法人様まで対応しておりますのでお気軽にご相談下さい。


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